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ズボミー賞 Best Musik Awards 2008 ~STAZ編~

ズボミー賞 Best Musik Awards 2008 ~STAZ編~



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2008年が、あっという間に終わります。
今年は夏が終わってからが特に早かったように感じる。

さて、今年もこの1年を振り返る意味で、
今年はベスト10アルバムをご紹介していくつもりなのですが
最近、特に思うことがひとつ。
音楽への姿勢が以前と完全に変わってしまったな、と。

まず、ほとんどCDを買わなくなった。
iTunes Storeをはじめとするデジタルダウンロードが
業界のメインストリームになっている流れの中で
Ciscoが倒産するなど、音楽から『物質的要素』が失われつつある。

それに伴っての変化なのかもしれないけど
1つの曲、1枚のアルバムに対するリスペクトとか、
ありがたみが薄まってきているように感じている。

だって、ひと昔前はCD屋に行って、視聴して、
何枚かの候補で迷って、3000円弱で買って、家に帰ってやっと聴けた。
あるいはレンタル屋に行って、人気作は全部貸し出し中だったりして、
仕方ないから他の候補借りて、必死こいてテープやMDに録音して、
曲名がわかんなくなるから、これまた必死こいて紙に書き出して、
なんてことをやってきた訳です。そりゃあ、愛着もわきます。

でも、デジタルは本当に便利。相当恩恵を受けているので
そこのメリットを否定する気はありません。

だから、これからの『音楽』というもので
本当の価値として問われるのは何かというと、
それは『Live』しかないわけです。
人間の体や精神が出す、本質的な『音』しかないわけです。

合理性や利便性を追求して産まれたデジタル・ミュージック・カルチャーが
浮き彫りにしたモノは、『音楽』という概念が産まれた
太古の昔に問われたモノとまったく同じなのであった!

昨晩チラ見したミュージックステーションなんて、
本当に使い捨ての雑音ばかり。
羞恥心なんて、宴会芸としても酷いレベルだと思いませんか?

と、前置きが長くなってしまったけれど、
今年のボクのBest10アルバム。
実際、Liveでその音を体感したセレクションが多くなっているのは、
前述の考察と無関係ではないでしょう。

★★★第10位★★★
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Mark Farina - Fabric 40

シカゴ出身のベテランDJがFabricシリーズに登場!
ミニマルミュージックにはちょっと食傷気味だった今年、
すごく新鮮だった1枚です。

特徴を一言で言えば、超ファンキー!!!
弾むようなベースでグイグイ引っ張り、自然に体が動く感じ。
大人の余裕すら感じさせるMixで、最後まで飽きずに楽しめる。

リキッドルームでのPartyも素晴らしかった!


★★★第9位★★★
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Esperanza Spalding - Esperanza

先日のエントリーでも紹介したEsperanza。
こちらもLiveでの演奏のイメージが鮮烈で、
眠る時のお供として大活躍してくれた1枚。

アルバム全体を通して、メロディアスな歌が中心なので
Jazzに馴染みが無い人でもとっつきやすいのではないでしょうか。
優しい歌声に加え、聴かせるベースラインが最高です。

好きな女の子に贈ると、非常に喜ばれると思います!


★★★第8位★★★
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Lindstrom - Where You Go I Go Too

北欧を代表するプロデューサー、
リンドストロームの初のオリジナルアルバムは
約30分のロングトラックを含む意欲作。

そしてこれが素晴らしい。
ノルウェーの美しい景観をそのままパッケージングしたような
究極的に美しいダンス・ミュージック。
目を閉じて聴いていると、ジワジワーッと頭に染み込んでいき、
まぶたの裏にサウンドスケープが広がっていくので、
確実にノルウェーに行ってみたくなります。


★★★第7位★★★
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Theo Parrish - Sound Sculptures Vol.1

数々のレジェンドを生み出したデトロイト。
その中でも奇才中の奇才を言えば、このセオ・パリッシュでしょう。
今年はメタモルフォーゼでお目にかかることが出来ました。

久々の新譜は、とにっかく黒い。
黒いを飛び越えて、軽くグロい。

ブルーズもジャズもハウスも、あらゆるブラックミュージックを
ごった煮にして、さらに、黒々としたオイスターソースを
5瓶くらいブチ込んで、さらにさらに黒酢酢豚風のあんかけにして
アツアツごはんにかけ、それをライ麦のブレッドにサンドして喰うくらいの
良く解らない仕上がりになりつつも、
そのトータルの完成度、その中毒性はハンパではありませぬ。


★★★第6位★★★
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Danny Byrd - Supersized

ロンドンはHospital Recordsから届いた
今年のNo.1 Drum'n'Bassアルバム。

ここのレーベルのジャジーかつ硬質な音の質感が大好きで
色々な音源を聴いているのだけど、
特にこのアルバムは、全体のバランスが非常に良いです。

ただ激しいだけでなく、展開や曲調などに変化をつけており、
個人的にはその部分がすごく『東京』との相性の良さを感じる。
チャリンコで街をクルージングする時にピッタリなのではないでしょうか。
ドラムン好きなら確実にオススメできる1枚!


★★★第5位★★★
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Luciano - Fabric 41

ミニマルテクノは飽きた!と言いつつも
なんだかんだで聴いてしまっていたのがコレ。
チリ出身のLucianoのFabric。

内容的には、ジャケ写がすべてを表現しています。
硬質なテクノのはずなのに、目をつぶると何故か
瑞々しいジャングルの光景が浮かんできます。

咲き乱れる、色鮮やかな熱帯の花。
深い緑の葉をつけ、密生するシダ植物。
原色の羽とクチバシを持った、美しい鳥たち。

この世界観を表現できるのは、Luciano先生だけ!!!


★★★第4位★★★
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Q-Tip - The Renaissance

Q-Tip is Back!!!!!
それだけでもう他の言葉はいらない。

(※タイトルと髭男爵は多分関係ありません。)


★★★第3位★★★
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Flying Lotus - Los Angeles

Warp Recordsがプッシュする次世代ビートメイカー。
朝霧JAMでLiveを体験して、かなーりヤラれた。
この人は、Hip Hopという枠でくくってはいけないと思います。

全体的にアブストラクトな感じなんだけど、
これが、意外とバシバシ踊れるんです。

間違い無く、2008年表舞台に萌芽したNo.1の才能。


★★★第2位★★★
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KREVA - クレバのベスト盤

一時期、これしか聴いてなかったこともあり、
iTunesでの再生回数でのNo.1はこのアルバム。

なんと言っても、リアリティのある歌詞が良いです。
世の中や恋愛との距離感なんかも、すごく等身大な感じ。
誇張することなく、『これがボクですが、何か?』みたいな。

アメリカのモノマネではなく、
本当の意味でのジャパニーズ・ヒップホップとは、
実はこの人の音楽なのではないか。

余談だけど、先日亡くなった飯島愛さんも愛聴していたそうな…。


★★★第1位★★★
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MGMT - Oracular Spectacular

サマソニではラストのElectric Feelしか
聴けなかったのが残念ですが、今年最も衝撃を受けた1枚。
今年、CDで購入したのはこのアルバムだけ。

音、アートワーク、ルックスなど全てにヤラれました。
ミュージシャンの間での注目もカナリ高いようで、
JusticeやSoulwaxなどのリミックスワークも秀逸。

今後の活動がマジで楽しみです!!!


MGMT - Electric Feel from albi on Vimeo.


MGMT - Kids (Soulwax Remix)


来年も良い音楽に出会えますように。

(STAZ)

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